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社長の思いつ記 2017.9 | トピックス | 長野リフォーム NCCプラスデコ

元気ライフvol.76

社長の思いつ記 2017.9

皆様こんにちは。先日、北朝鮮から発射の弾道ミサイルに初めて使われた全国瞬時警報システムJアラートは、なんとも気持ちの悪い音色でしたね。私には戦時の空襲警報のようにも聞こえて、ほんとに気味が悪くなりました。こんな警報の不要な世の中をただ祈るばかりです。

 さて、建材部門が加盟するフランチャイズの経営者向けセミナーで習慣形成についての講演を聴きました。当社では「7つの習慣研修」を採用して6年になり、実際のところ、「知ってることばっかり!」、がその時の実感でした。講演で話された、意識や無意識、脳科学的に起こる自動反応に関しては理解したつもりでいたし、紹介されたような取り組みは、すでに社内で実施していました。ハイタッチをするだけで自然に笑顔になるワークもありましたが「そんなことやってるよ!理屈は分かるけど、カタチばっかりで本当に主体的になってもらえずに苦労しているんだ!」と対抗心があったぐらい(笑)
 
 そんな思いもあって、懇親会に参加下さった講師をつかまえて、「人は楽をしたがり、悪い習慣の切り替えがいかに難しいか」「ウチでは研修も取り入れているが、思うような成果になっていない」と講演内容を疑問視するような不躾な質問を連発。講師はメンタルを支えるいろいろな方法があると言われましたが、何より言外に、「あんたはホントはよく分っかてない」と反論されたように感じて、個人的に習慣形成について学び直す気持ちになりました。直後の三ヶ月プログラムをその講師に学び、関連図書も一気に読み終えました。

 結論から言うと、私はよく分かってなかったのだと思う。朝礼では、24時間以内に自分に起こった「良かったこと」「新しいこと」を話す「グッド&ニュー」というパートがありますが、社員さんにとっては、ただやり過ごすだけの時間だったのかも。朝礼を散会するときのハイタッチだって、目も合わせず“お付き合いで仕方なく”の人が確かにいました。知識やカタチは間違っていないとしても、その目的は共有していたか、社員さんがどう感じていたかはそっちのけの私でした。朝礼や会議で正しいこと、すべきことを伝えるのではなく、私の背中が何を語っているかが社内の習慣化には必要でした。社長は「良かったこと」「新しいこと」に本気。社長は私たちの「良かったこと」「新しいこと」に心から興味を示してくれる。これがいかに大切かを語るときの社長は熱い!etc...私の背中がいつもそう語り続けたのであれば、皆も共鳴したり、フォロアーになってくれていたと思う。「グッド&ニュー」で言えば、私は通勤途中や仕事、家族の中で起きた良かったこと、嬉しかった・楽しかったことを記録するようにしました。良いことに意識を向けていると、一見良いことには思えなくとも、良いこととして捉えるように自然にココロが向くから不思議。嫌なことから自由になる爽快さがそこにはあります。そう私はやっと“どこかで学んだ良さそうなことをやらせる”でなく、自らやり続けてその効果性を感じたのです。

 子供は親の背中を見て育つと言うけれど、皆の習慣化に欠けていたのは、私が見本になること。悪いのは正しく教えたのに変わらない組織でなく、自らの実践と習慣化でモデルになりきれない私のリーダーシップでした。困難や問題は全てバージョンアップのチャンス。「グッド&ニュー」はそれを教えてくれます。
 
 祈りしも、会社で起こしたある事故で謝罪する場面がありました。ご指摘は厳しいものでしたが、そのときの私は、それをチャンスとして受け止める準備が整っていたように思います。また、同夜に頂いた別のクレームは週末でなす術なく、ただ陳謝するほかありませんでしたが、このようなクレームが直通で私に来ること自体が稀なことです。これまでの私なら「なんて災厄な日!」と嘆いたはず。けれどこの日は、こんなお声を立て続けに聴く不思議、困難や問題はチャンスや感謝に他ならない...の思いの方が勝っていました。

 偶然ですが、その日は私の誕生日。喜びや嬉しさ、楽しさにより多く気づき、あるいはリフレーミングして、困難や問題を喜んで受け止める生まれ変わりの年へ。清清しさと可能性を感じつつ、私が本気で実践してモデルになるぞと静かに誓えた良き一日でした。


                                                                                                                              (プラスデコ代表:原田 学)

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