私の現場担当レポート[中村の担当現場から]浴室改修工事

安全性・快適性アップ! バリアフリー浴室リフォーム   《 伊那市 T様 》

これまで何度もリフォームをご依頼下さっているT様(奥様)より、「浴室の段差をなくし、主人の入浴の負担を減らしたい」とのご要望から、安全と快適性に配慮した浴室リフォームを施工させていただきました。

 

施工前 Before 

 

 

浴室改修工事

浴室改修工事

お身体に少し不自由のあるご主人様。入浴サポートのレンタル機器を設置していましたが、場所を
とってしまい、洗い場が狭くなり、かえって入浴の妨げになっていました。

浴室改修工事

浴室の出入口がドア、脱衣室と浴室の間に段差があるなど、怪我や転倒に繋がりやすい箇所がありました。

 

 

施工後 After

タカラスタンダード グランスパ
浴室改修工事 タカラスタンダード グランスパ

浴室改修工事

安全・快適POINT:滑りにくい床
有効間口855㎜、ひろびろ間口で安心!

浴室改修工事

安全・快適POINT:手摺の設置
身体の動きをサポート!

浴室改修工事 脱衣室暖房

安全・快適POINT:脱衣室暖房 高須産業 涼風暖房機 SDG-1200GSM
ヒートショック対策!

浴室改修工事 脱衣室床

安全・快適POINT:段差の少ない床
つまづき・転倒防止!

 

【T様(奥様)からのコメント】
時間がある時は、手すりにつかまりながら、かかとの上げ下げ運動をしています。浴槽の中に握りバーがあるおかげで、出る際に腹筋も鍛えられている感じです。主人は毎回、『いいお風呂だ、いいお風呂だ』と言って入っています。必要な箇所に手すりをつけてもらい、出入口の段差もなくなったので、主人ひとりでお風呂に入れるようになりました。「あれ、トイレに行ったのに遅いなぁ」と思い、様子を見に行くと、居間に戻って来ずそのままお風呂に入っていることもあります。浴槽だけを比べると、以前のものよりも横幅が狭くなったので、工事直後の入浴は、主人がうまくお風呂から出られず一時大変でしたが、今ではすっかり慣れました。浴槽の横幅が狭くなった分、洗い場が広くなりました。歳をとってくると、洗い場が広い方が楽です。以前は3枚フタで今回は2枚フタ。大きくなるので使いにくいかと思っていましたが、軽くなったので2枚タイプでも問題なく扱えます。2枚建引戸で出入口が広くなり、以前よりも脱衣場が明るくなりました。

【担当:中村より】
お風呂はタカラスタンダードのシステムバス【グランスパ】。足腰の負担を軽減させるまたぎやすい浴槽や、濡れていても滑りにくい磁器タイル床など、誰もが使いやすいユニバーサルデザイン設計です。既存もタカラのお風呂で、ホーローのしっかりとした材質。さらにシステムバスと出窓が一体型の構造だったので、浴室の解体は大掛かりな作業でした。現在は出窓が廃盤のため、窓を解体し、T様のご希望で防犯性の高いトリプルガラスの窓にしました。また、水栓も既存と同仕様が廃盤のため、ガラッと変わりました。これまではダイヤル式のサーモスタット水栓でしたが、上下レバー式の混合水栓に。仕様が変わると使いにくくなるのではと心配されていたT様ですが、『ホテルや旅館のようだ』とすぐに慣れてくださったとお聞きして、安心しました。

● 施工データ ●
〈工事期間〉 令和4年11月28日~12月7日
システムバス : タカラスタンダード グランスパ 1.25坪
脱衣室暖房 : 高須産業 涼風暖房機 SDG-1200GSM 
その他工事 : 脱衣室内装、外壁補修工事