私のイチオシ、紹介します!　2014.11

そのサラダ油が脳と体を壊してる

 

 百年賢脳・健康法/著:山嶋 哲盛

 書名から、食用油の良し悪しが説明されている内容だと思ったら、人体の細胞の説明から始まり記憶のメカニズムやなぜ病気になるかなど細胞レベルで、イラストと共に難しい仕組みも理解しやすく表現されています。

　細胞は、体内に取り込む食物の影響でダメージを受け、外的要因で更に酸化し、アルツハイマー、癌、うつ病などの病気になりやすくなるという流れが、データも交えて説明さているので、すんなり理解できます。

　この細胞を酸化(=老化)させ、老化や病気を促進させるのが、今、日本で一般的に大量販売されている“サラダ油”と加工食品・お菓子等に大量に使われている“植物油”。現状では、食べない日は無いと思われます。普通に市販されているサラダ油で体を壊す、特に脳に悪影響を与えるとは…。知らないって怖いことです。食べたものは、必ず体に影響を及ぼします!

　この本には、体が健康になる油、熱を加えてもOKな油等も詳しく書かれています。家族の食事を預かる方、体調が優れない方に特に読んでいただきたい本です。(赤須)