伊那市 M様邸 クローゼット新設工事 造作収納

自由自在な収納スペースをお造りいたします!

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建築中レポート

1. 2018年06月13日
工事開始時の様子

工事開始時の様子

壁一面を使った大きなクローゼットを作らせていただきます!

写真に見えている床板の部分には元々大きな収納棚が置いてありました。
工事開始にあたり、まずはこちらを撤去する作業が始まります!

大きな収納棚をどこかしてみると、、、
M様邸の床や壁は大変綺麗な状態にありました!

壁際に大きな家具を置いておくと、通気性が悪く湿気が逃げにくいことや、
掃除が行き届かず溜まってしまったホコリを住処にして、カビが元気に繁殖してしまうケースが往々にしてございます。
その結果、壁や床の板が腐るなどして状態が悪くなってしまうことが多いんですが、
今回は壁に多少のシミがある程度で問題なく工事に取り掛かることができました。

さて、強い雨の多い季節ではありますが!
負けないように今回の工事も明るく元気に参りましょう!!

2. 2018年06月13日
枠組み作り

枠組み作り

様々なメーカーから多様なデザインの扉や引き戸が発売されていて、リフォームの際にお選びいただくのはとても楽しい作業になると思います。
しかし収納スペースが丸々販売されていることはないのです(´;ω;`)
特にリフォームではそれぞれのお家によって形が異なるので、
周りの枠組み、壁や柱などは大工さんの力で作り上げるしかありません!!

既存のスペースに上手く溶け込み、そこに収めるセンスと技術がリフォームには要求されます。
通り雨の激しい日ではありますが、大工さんは汗をかきながら位置を測り、木材の調整をしていました。

写真ではまだ途中ではございますが、木材同士の補強や、壁との接合を強固にするため、
このあと胴縁と呼ばれる部材がどんどん打ち込まれていきます。

3. 2018年06月13日
壁紙を貼る前に行う下地作り

壁紙を貼る前に行う下地作り

※写真はイメージとなります

クローゼットの枠組み工事を終え、いよいよ完成が見えてきました。
壁紙を貼り、見栄えも機能も仕上げに参りましょう。

壁紙の貼り替えというと、既存の壁紙を剥がして新しい紙を貼っていく、という風にお考えの方も多いかもしれません。
いえいえ!リフォームの壁紙貼りは本当に大変なんです。

一つ目に、既存の壁紙が綺麗に剥がせるなんてことはほとんど無く、どうしても段差がついてしまったり、多少紙が残る場合があります。
こういったものを極力少なくし、パテで段差を無くすように均す必要がでてきます。

二つ目には、今回のように壁や柱を増設する場合。まずは丁寧にバリ取りをします。
そして壁のパネル(石膏ボード)同士の補強や隙間の溝を埋めやすくする為に、ファイバーテープという透明なテープで補強し、柱の角(出隅)には塩ビ樹脂等の板で補強いたします。

写真ではパテという接合材を塗って、表面を平滑にする前の状態ではありますが、
柱の角や、パネル同士の接合はこのような感じになっています。

下地作りはクロス屋さんの腕が多いに出る場所となっています。

4. 2018年06月13日
施工完了

施工完了

クロス工事もつつがなく終え、無事に工事が完了いたしました。

照明の位置やお庭から差し込む光も相まって、扉の木目が深い輝きを放ちエレガントな雰囲気となりました。
床から天井まで全てを使える広々としたクローゼットは、収納力抜群です。
今回は可動棚も一緒に設置させていただきましたので、ライフスタイルに合わせて自由に収納していくことができます。

リビングの工事になりご不便もあったかと存じますが、今回の工事をいただき本当にありがとうございました。

M様邸に施工させていただいたのは【LIXILのラシッサ】という建具になります。
木の自然な風合いが魅力的なだけでなく、手触りまでも木の感触を楽しめる、
今年度の4月に刷新された「自分らしさを形にしていく」というテーマのシリーズになっております。
使い勝手が悪くなってきてしまった大きな棚のかわりや、階段下のようなデッドスペースに今回のような収納スペースを設ける工事はいかがでしょうか。