屋根塗装とめくれたサイディング
駒ヶ根市 屋根塗装 T様邸
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建築中レポート
- 1. 2018年08月17日
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めくれたサイディング
調査に伺った外装劣化診断士の資格をもったスタッフが、屋根以外のところも隅々まで検査します。
そこで見つかったのがこちらの剥がれたサイディングです!
外壁材のサイディングも、実はセメントが主原料ですので、屋根同様にたくさん水分を吸ってしまいます。
この写真からですと、塗装の切れ目である端部から水が浸入し、内部で爆裂した可能性が高いです。
ただし、この箇所以外はとても綺麗で全面の塗装というにはもったいない……
T様と話し合いの上、屋根の塗替え+めくれたサイディングの補修ということに決まりました。
- 2. 2018年08月17日
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まずは屋根からはじめましょう
スレート瓦の塗替えポイントは『下地をしっかり作る事』
内部まで浸透してしまい、表面に出てこなければ、下塗りは何の意味もありません。
意味がないどころか、せっかくキレイに塗れた上塗りもすぐに剥がれてきてしまいます。
剥がれてきてしまうと防水が切れてしまい――という負のスパイラルに陥ってしまいます!
なのできっちり下塗りを塗り込み、しっかりと上塗りとくっつくように施工していくことが重要です。
- 3. 2018年08月17日
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めくって埋めて、塗装します
さて、続いてはめくれてしまったサイディング部分の補修です。
ぱかぱかと浮いてしまった部分は、もうお役目を果たせないので撤去してしまいます。
残ってセメント部分が露出している部分は専用のパテで埋めてしまい、その上から塗装することにしました。
しかしT様邸の外壁に合う塗料が……
ご安心ください。NCC株式会社では出したい色をつくる事ができます!(料金は別途ですが)
周りの壁とよく馴染むよう、調色のプロが作った出来栄えを御覧ください!
模様の復旧はできませんが、違和感なく仕上がっているでしょう?
- 4. 2018年08月17日
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塗装完了です!
ご心配されていた屋根もすっかりキレイになり、めくれたサイディングも補修完了です。
相談にいらっしゃるお客様には「数年前に塗装したんだけど、様子を見てほしい」と、調査を依頼される方がおられます。
もちろん過去に当社で工事してくださったお客様には、メンテナンスとして声掛けをさせていただいています。
単刀直入に言えば「数年前に他社さんで塗替えをした」お客様がいらっしゃるということです。
大事な我が家を塗り替えたのに、こんなはずじゃあ……とのお声も聞こえてきます。
そんな時こそ、当社にお任せください!
外装劣化診断のプロであるスタッフが、責任を持って調査とメンテナンスのご提案をさせていただきます!
- 5. 2018年09月03日
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調査依頼をいただいて
T様より調査のご依頼をいただき、お話をお伺いしたところ
「屋根の具合が気になってきたので、診断をお願いします」とのこと。
5年前に屋根と外壁の塗装を行ったそうですが、最近すこし気になるご様子。
登って調べてみると写真のように、塗装が剥がれ、剥がれたところには藻や苔が……
こうなってしまうのは、前回の塗装時にベースとなった下塗りが不十分だったことが考えられます。
スレート瓦は材料の8割以上がセメントでできており、水分をたくさん吸ってしまう材料でもあります。
地の出たスレート瓦はびっくりするくらい下塗りを吸い込んでしまいますので、通常の塗布量よりも多く塗る必要がある場合があります。
しかし、ここだけが問題ではなかったのです……