箕輪町 キッチン入れ替え工事 I様邸

リフォームの醍醐味!残せるものは活かしましょう

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建築中レポート

1. 2018年07月04日
工事前の様子

工事前の様子

せっかくのリフォーム、壁紙や床板も一緒に工事しちゃおうかしら
いえいえ!「ここと、ここは残したい!」
多少無茶だと思われても、愛着があったり状態が良かったりする場所は残しましょう!

I様邸のコンロスペース、毎日のお料理でどうしても油や料理がハネてしまう場所なんですが、
白いタイルはピカピカつるつる、コンロもとても綺麗な状態でありました。
なぜこんなに綺麗なんだ!
私自身、自宅のキッチンを振り返ると少し恥ずかしくなり、美しく使うとこんなにも素敵なんだと、自宅清掃の気合が入りました。

工事初日とあって調理器具はすでに移動されてくださり、生活感はお写真からだと伺えませんが、キッチンまわりの状態を見ると大切に使用されていたご様子が思い浮かびます。

今回はご愛着もあり綺麗な状態のタイル、照明や壁紙などはそのまま残し、新設するキッチンがしっかりと収まるようリフォームいたします。

それでは明るく元気に工事にとりかかりましょう!

2. 2018年07月04日
解体後の様子

解体後の様子

日々の生活にかかせなかったキッチンが撤去され、がらんどうになった空間は、ぽっかりとした寂し気な感情に浸る瞬間があります。

迅速に工事を進め、I様のご負担が無くなるよう早くにも完成をお渡しいたいのですが、ここからリフォーム工事の勝負どころ、丁寧な丁寧な下地作りが始まります!!

広義に下地作りと申しましたが、タイルを一度はがし切断する、壁の板をより強固なものに張り替える、換気扇、電気、水道の位置を変えるなど、様々な個所を丁寧に工事していく必要があります。

さらに、その一つ一つに大変な作業や気を付けるポイント、なぜその工事を行うのかという深い理由もあります。
次項ではそういった随所で光るキッチンリフォームのポイントをご紹介いたします。

3. 2018年07月04日
配管を移動した様子

配管を移動した様子

キッチンは技術の発展が素晴らしく細部までこだわりが見受けれれます。
収納に関して言えば、シンクの下まで引き出しを設け、作業をしながらでもサッと取り出せる抜群の機能性と、土鍋のような大きな調理器具までたっぷり収まる収納力を兼ね備えているんです!

以前までの多くは、水道の給水や排水管の都合もあり、
シンクの下を開き扉にすることで、配管を真下に落として施工がしやすい構造になっていました。
その反面、開き扉の中は収納スペースとしての奥行や高さがイマイチ活かしにくく、配管の近くということもあり食材も置きにくい状況でありました。

シンクの下が引き出しタイプになっているものは、キッチンの奥側に配管が伸びているので、キッチンの入れ替え工事を行うと配管の位置がほとんどの場合変わってしまうのです。

これらの理由とビルドインの食洗器を新設するため配管の位置を変える必要があります。
この工事では大工さんと設備屋さんの技術が重なり合って進みます。
普段は水道屋さんが行うパイプの切断を大工さんの技術でこなしたり、大工さんは水道屋さんの知恵を借りて必要な分だけ床を開けたりします。

簡単な紹介になってしまいましたが、こういった様々な技術が絡みあって造り上げられていく現場は、ロマンを感じ胸が熱くなります。

緻密な工事を完璧にこなし新しいキッチンをお出迎えいたしましょう!

4. 2018年07月04日
施工完了

施工完了

三日間の工程を終え、新しいキッチンの施工が完了いたしました。
今までの床や壁、家電ともうまく調和し広々としたキッチンになりました。

キッチンの入れ替え工事は想像以上に大変な工程をこなしていきます。
たくさんの職人の出入りもあり、I様にはご不便もあったかと存じますが、
今回の工事をいただき本当にありがとうございました。


そして今回お選び頂いたのは、タカラスタンダードのキッチンになります。
タカラさんといえば高品位のホーロー。これほど大きな部材を焼き上げる窯と世界最高レベルの技術。
工業製品としてだけでなく工芸品としても魅力的なタカラのキッチンは、I様邸の日々の生活で大活躍することと思います。
ピンクというお色も、桜やカーネーション、赤そばの里などが名高いこの地域柄も手伝ってか、とても奥ゆかしく風情を感じます。