北と南で売れる色が違う?!

2006/09/09(土) お役立ち情報
先日NCCまる得リフォーム情報「カラーコーディネーションの基礎講座」の番組に携わる機会がありました。番組作りのため色の不思議という本(伊東孝 著、雄鶏社)を読みましたが色って面白い!色に関する色々なお話が読めます。
中でも印象に残ったのは地域によって商品の売れ行きが伸びる色があるということ。よく味付けを関東と関西で分けているとは聞きますが色も使い分けているとは知りませんでした。
どうやら、太陽光が関係しているそうです。本文を引用させていただきますが『太陽光線は、空気によって分光現象を起こして、九州には赤い光を、北上するにつれてオレンジ、黄、緑、青い光を降り注ぐ。人間はその光を受けているために九州の人は赤を、東北では青をこのむようになる。(中略)こうした色彩感覚は、児童画展でも影響を与えている。低学年の時は関西方面の子供の作品が高い評価を受けることが多い。カジュアルで親しみやすい色感が子供らしいと評価されるようだ。ところが、高学年になると、東北や北海道の子供達の克明に描かれた絵の評価が高くなる。クールでハードな色感が評価されるようになる。』のだそうです。地域によって色感が培われるなんてことがあるんですね。(梨子田)

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