駒ヶ根市 屋根・外壁塗装 T様邸

キレイな仕上がりを目指すには下地処理が重要です!

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建築中レポート

1. 2018年06月30日
下地処理その一、高圧洗浄がスゴい

下地処理その一、高圧洗浄がスゴい

スレート瓦の屋根は、月日が経てば苔や藻が生えてくるもの。
表面の防水が劣化して水を含むようになれば、あれよあれよと生えてきます。
そこで!圧力をかけた水流で洗い流す、高圧洗浄の出番です!
ホームセンターで一般的に売られている高圧洗浄機は高くても大体50kgと言われています。
しかし、塗装の現場で使われているのは実に三倍の威力があるものです!
もちろん状態によって力の加減ができるようになっていますから安心です。
表面についた苔や藻、剥がれかけの前塗膜、弱った塗装から出てくるチョーキングなど、
どんな汚れも一網打尽ですよ!

2. 2018年06月30日
下地処理その二、シーリング処理も重要です

下地処理その二、シーリング処理も重要です

これ、何だと思いますか?お蕎麦に見えますね?
違います!これは外壁の材料と材料の間を守ってきてくれたシーリングです!
目地と目地の間で水が入らぬよう、伸び縮みする壁に対応できるよう、たくさんの使命をもった大事な部分です。
T様邸のシーリングは夏の暑さや紫外線、冬の寒さにここまで耐えてくれました。
もちろん劣化すればひび割れや穴が空くことによる雨漏り等、心配すべきことは増えていきます。
なので、塗装の前にキレイに打ち替えてしまいましょう!
シーリングは塗料よりも耐用年数が短いものもあり、意外と見落としがちなポイントです!

3. 2018年06月30日
下地処理その三、どんどん吸い込む屋根下地

下地処理その三、どんどん吸い込む屋根下地

先程も申し上げたスレート瓦ですが、防水性が切れてしまうと困ったことがかなり起きてきます。
塗装を施す時には必ず「下塗り」をするのですが、このスレート瓦は塗装がなくなっていると
主原料の吸水力が強いため塗った塗料をどんどん吸い込んでしまうのです!
吸い込んでしまうとどうなるか?下地のなくなった場所に上塗りを塗ってしまうことになるわけですから、せっかく塗った塗料が剥がれてしまいます。
なので、状況に応じて下塗り回数を増やします。
T様邸ではきっちり二回分、規定量の二倍を使用しました!
ちなみに白く塗られてるところは棟板金で、金属専用の下塗り材を使用しています!

4. 2018年06月30日
下地処理その四、ケレンっていいます。地味です。

下地処理その四、ケレンっていいます。地味です。

雨樋など、外から見えるところも塗っていきます。
付帯部なんて呼び方もしますが、外壁でも屋根でもない部分っていう意味です。
金属であったり、樹脂であったり様々ですが、基本中の基本としてこのケレンを施します。
古い塗膜であったり、錆であったり、塗装の邪魔になるものをこそげ落とし、
表面を荒らすことで塗料の食いつきを良くする働きがあります。

いかがでしたでしょうか?
一口に塗装と言っても、丹念な下準備の上に華やかな塗料を塗っていくのです。
すべてはお客様の満足と笑顔のために、見えないところこそきっちりお仕事します!

5. 2018年06月30日
出来上がりです!

出来上がりです!

美しいツートンカラーが映える!
素敵な仕上がりになっております!

このキレイな見た目の下に、あれだけたくさんの
下地処理が隠れているんです。

お化粧も下地から!
美しさの基本は下地作りからですよ!