私のイチオシ、紹介します! 『変な家2 ~11の間取り図~』

『変な家2 ~11の間取り図~』 雨穴 (著) 出版社:飛鳥新社

YouTuberでもある雨穴氏の”家、間取り”をテーマにしたミステリー小説で、前作「変な家」は映画化もされるなど注目されているシリーズ本です。
今回おススメする「変な家2」は前作の後に各地から”間取りが変だ”と寄せられた、11の建物を取材するという流れで始まります。物語は登場人物の人間関係など間取り以外の謎も関係してきます。

建てられた時代も場所も違う一見何の関連性もない建物、ある建築会社が建てた家、謎の宗教団体、いくつかの事件など全ての間取りや登場人物の謎が解き明かされるにつれて、1つずつ思いがけない形で繋がっていきます。そして、間取りに隠された本当の真実が明らかになった時、これまでにない衝撃を受けること間違いなしです。
間取り図面を見て考察するのもおもしろいと思います。ぜひ、手に取って読んでみてください。

プレゼンター 安藤 元