「ごちそうおにぎり」をつくりませんか?

おにぎりの進化系「ごちそうおにぎり」は、ぼりゅーむ満点で彩りも豊かです。

柔らかな春の日差しが感じられる季節になりました。お花見やパーティーなどで映える彩り豊かなおにぎりで楽しみましょう♪

私たちの身近にある「おにぎり」。少し前はご飯に具をはさんでまとめ、手軽に楽しめる「おにぎらず」が流行りました。さらに、その違ったスタイルを楽しめるのが「ごちそうおにぎり」です。中に細かい具を詰めるのではなく、ゴロッとした具を見せながらにぎるので、ご飯とおかずを同時に楽しめ、お弁当もコンパクトになり手軽。見た目も楽しいので、パーティーメニューにもおすすめです。

 

おかずを大胆に入れて、ダイナミックな見た目に

大きな具をそのまま見せるスタイルの基本的な作り方は2通り。

①軽くおにぎりをつくり、具を見せたい部分をへこませて入れ込み、ご飯を入れ込んだ後の1部を覆うようにちょっとプラスして再びにぎる。

②手のひらにご飯を平らに広げ、具を中心に乗せ、広げたご飯を具の一部が見えるように包んでにぎる。どちらも三角や俵型で作れますし、②は、具を丸く包むように握ると巻きずし風に。つくりやすい方でチャレンジしてみてくださいね。

お手軽に楽しむなら、スーパーのお惣菜や冷凍食品を使ってみては?

唐揚げや餃子、1口カツは、ボリューム満点!具を加えるだけで、パンチが効いた見た目でぐっとおいしそうになります。

ちなみに、えびの天ぷらを使えば、名古屋名物の天むす風になり、ちょっと豪華な雰囲気になります。

玉子焼きやゆで卵もおすすめ!玉子焼きは、1口サイズに切った玉子焼きを表や上に入れ込めば見た目もかわいくなります。ゆで卵を具にするなら、縦半分に切り、切り口が見えるように表面に入れ込めば、とてもおいしそうな見た目でかわいく仕上がります。

ごちそうおにぎり

 

大きめの具を混ぜ込んで、彩り豊かに仕上げる

鮭やたらこなど、いつものおにぎりの具を使うなら、大きめにして混ぜこむのが「ごちそうおにぎり」スタイル!具がおにぎり全体にごろごろ見えるのが、彩りも豊かで楽しいです。そこに昆布やゴマなどを一緒に混ぜ込めば、風味と栄養もアップ。きゅうりの漬物などを細かく刻んで混ぜこむと見た目も鮮やかになり、シャキシャキとした食感がほどよいアクセントになっておいしいですよ。

ごちそうおにぎり
焼き豚、焼き鳥を使うなら、ご飯の味付けに焼き肉のタレを使うとガツンとした味わいに♪

炒めたウィンナーや魚肉ソーセージ、市販の焼き豚も、適当な大きさに切って混ぜこむだけで、ボリュームたっぷりで食べ応えのある「ごちそうおにぎり」になります。缶詰やお惣菜の焼き鳥なら、切らずに使えてお手軽ですよ。

ゴマやふりかけなどを混ぜ込んで、普段のおにぎりをつくり、上にのみ具をトッピングするのも見映えが良くていいですよ。例えば、いくらやツナマヨ、チーズはいかが?他にチューブ調味料もおすすめ。青じそやめんたいマヨなどを、チューっと上に乗せるだけでかわいくなりますよ。 

ごちそうおにぎり
上に具をトッピングしたごちそうおにぎりは、パーティにもおススメです!

 

 

「おにぎり」「おむすび」呼び名の由来は?

「おにぎり」
江戸生まれ。米を強く握った「握り飯」が原型。"鬼を切る''から魔除け効果説あり。円形・三角・卵型どんな形でも良い。

「おむすび」
上方生まれ。平安時代の女性貴族が握ったものが始まりで、三角型。昔は山を神格化し神の力を授かるために山型(神の形)に。