夏の車中高温対策

猛暑日には急激に増加する熱中症。特に車中には熱中症だけでなく、思わぬ危険が多く潜んでいるので万全な対策を!

真夏の炎天下に車を停車。車内の温度は?
エンジンを止め、わずか30分後には45℃に達し、3時間後には55℃に上昇。
※JAF(日本自動車連盟)の行った車内温度変化テスト結果より。8月の晴天、外気温35℃の状況下で12時~測定。

元気ライフvol.99

高温車内に潜むリスクは?
①熱中症
高温多湿の環境に体が適応できず、様々な症状を引き起こします。例えばエアコンもつけず閉めきった車内に15分ほどいるだけで熱中症の危険度はマックスに!

②やけど
ハンドルやシートベルトの金属部分などは、室内温度よりさらに高温に。特にチャイルドシートの金属部に注意が必要。

③スマホの故障やスプレー缶などの爆発
②同様、ダッシュボードも高温になります。うっかりスマホを置き忘れると故障の原因に。また制汗剤などスプレー缶は爆発の危険もあり大ケガを招くことも。

 

元気ライフvol.99

車内温度を上げない・下げるコツ
・屋根付き、または日陰の駐車場利用する。
・市販のサンシェードや窓ガラスには断熱フィルムの装着も一考。
・自宅にはカーポートの設置をオススメ。車内温度上昇を防ぐだけでなく、太陽光などによる車の劣化予防にも最適です。
・停車後、運転再開する前に助手席側の窓を全開にし、運転側のドアを5回程度開閉し、社内の熱気を外へ逃す。

 

消毒用アルコールの取り扱いにご注意  元気ライフvol.99
アルコール度数が67%前後より高い製品については、消防法上の「危険物」に該当し、扱う時には注意が必要です。特に、換気されていない密閉空間だと、可燃性の蒸気が滞留しやすくなり、すぐ近くに火の気があるとアルコールに引火して服などに燃え移るおそれがあります。商品の注意点をよく確認した上で、持ち運び、使用することをおすすめします。