私のイチオシ、紹介します! 『ラプラスの魔女』

『ラプラスの魔女』  東野圭吾(著)  出版社:KADOKAWA / 角川書店

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

東野圭吾のベストセラー小説、桜井翔・広瀬すず・副士蒼汰が初共演で実写映画化したサスペンスストーリーです。「ある地方の温泉地で、硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球科学の研究者が警察の依頼で現場に着くと、若い女の姿があった。それから間もなく、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。研究者が調査のためにその場に訪れると、またもあの女がいた。そして彼女は研究者の前で次々と不思議な力を発揮し始める。」一見、超能力か?と思わせるが、実は非現実的な科学要素が含まれている物語です。またそれによるこじれた家族関係の恨み、復讐が複雑に絡み合うストーリーで、わくわくハラハラさせられ一気に読み込める本です。現実的にありえそうな話にしてしまうところが著者の魅力だと感じます。続編を期待させるような結びになっているので、今後が楽しみな一冊です。

                                     プレゼンター プラスデコ 関