洗濯機まかせにしていない!? 夏の衣類ケアは工夫次第で、着心地アップ!
洗濯しているのに、不快なニオイが取れない。襟元の黄ばみが気になる…。原因を探って、すっきりきれいな衣類で、毎日を快適に!
衣類の不快なニオイ ・ 黄ばみの発生要因
◆不快なニオイの主原因は、雑菌です。特に夏場は汗を大量にかくため、雑菌も増殖します。洗濯で汗や汚れがきちんと落としきれていないほか、乾かし方によっても菌は活発になります。
◆黄ばみを引き起こす正体は、衣類に付着した皮脂汚れ。汚れが空気に触れて酸化することで変色を起こします。また、洗剤成分が衣類に残っていることも要因のひとつです。
ちょっとした工夫で、防菌・防臭
★洗濯物は溜め込まない
数日、放置する場合は、除菌スプレーなどを吹きかけて、通気性のいいカゴに。
ハンガーにかけておくのも一考です。
★洗濯後はすぐに干し、すばやく乾かす
部屋干しの際はサーキュレーターを活用し、アーチ干しを。洗濯物の下半分周辺に風を当てると効率的に乾燥させることができます。
★天日干しはNG
直射日光は色あせを招きます。生地の劣化も早めるので、ベストは陰干し。日光が当たる際は、裏返して干すように。
★洗濯機の掃除を徹底
洗濯後は、フィルターに溜まった糸くずなどを取り除き、清潔を保ちましょう。
洗濯アレンジで、すっきり、きれいな衣類!
① 洗濯機に入れる前に、つけ置き
30℃くらいのぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かして、1時間ほどつけ置き。時間のない場合は、80~100℃ほどの熱湯に衣類を10分ほどつけ置きし、洗濯機へ。
② 水量をアップ
節水は大切なことですが、汚れをしっかり落とすには、水の量が決め手に。 全自動洗濯機は基本、節水モードになっているので、設定を変更して、一段階水量を上げるか満水にするのがおすすめ。
③ すすぎと脱水は2回がけ
すすぎが不十分だと、洗剤成分が衣類に残ってしまい、ニオイや黄ばみを引き起こすことにも。 また衣類の水分を極力減らすことで、乾き方も格段に差が出ます。