目の乾燥を防ぎましょう!

目の乾燥は、スマホやパソコンの利用、エアコンによる室内の乾燥はもちろん、ストレスなども影響があると言われています。「目が乾いているな」と感じたら、ぜひ対策をしましょう。

◉ 涙のことを知って、まずは身近にできることを

・涙の成分とは?
目の表面を覆っている涙は、実は「液層」と「油層」という2つの層でできています。液層はタンパク質など様々な成分を含んでおり、角膜への栄養補給や感染予防など、涙の重要な働きを担っています。油層はまぶたの縁にあるマイボーム腺から分泌され、外側を覆うことで水分の蒸発を抑える働きがあります。

・目の乾燥に効果的な目薬を使う
市販の目薬を選ぶなら「防腐剤無添加の人工涙液」がおすすめです。また、涙の性質のバランスを調整する成分(塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、ヒアルロン酸ナトリウムなど)が配合されているタイプも良いでしょう。



・まばたきを意識する
スマホやパソコン、車の運転は1つのものや方向をじっと見る傾向にあるので、まばたきの回数が減るそうです。画面を見ているときも、まばたきを意識しましょう。

理想のまばたきの回数は1分間に20~30回ほどですが、画面を凝視していると1分間に5~7回しかしていないとも言われています。


◉ セルフケアで目をいたわり乾燥を防ぐ

・まぶたを鍛える
不完全なまばたきでは涙の油が出にくくなります。しっかりまばたきできるよう、まぶたを鍛えましょう。上まぶたの運動は、2秒間目を閉じた後、2回まばたきをし、ぎゅーっと目を閉じます。下まぶたの運動は、目を開き、まぶしい感じに下まぶたを上に動かします。次に目尻と眉毛の間を指で上げてキツネ目にして下まぶたを上に動かすイメージで目を閉じようとします。

・目のまわりのマッサージをする
目の疲れは目の乾燥にもつながります。目のまわりには、血流を促すツボがたくさんあるので、気持ちよく感じる程度で押したり離したりと数回繰り返しましょう。

ツボを指で2~3秒、気持ちよく感じる程度の強さで押したり離したりを繰り返しましょう。

・目を温める
目を温めるのも効果的です。目を温めて血流を良くすることで、マイボーム腺から油が出やすくなり、涙の質を改善して、バランスを整える効果が期待できます。40℃程度の蒸しタオルをまぶたに約10分あてると良いですよ。目を温めてからマッサージをするのも良いてすね。

・目に良い食べ物を食べる!
涙の状態を安定させて目の乾燥を予防するためには、食事も大切です。特にビタミンA(レチノール)は、目に潤いを与えるヒアルロン酸を体内で作りだしたり、涙を目の表面に安定させるのに必要なムチンの分泌を促したりする働きがあります。

鶏レバーや豚レバー、にんじん、ほうれん草がおすすめ。脂溶性ビタミンで油に溶けるため、油と一緒に食べるとより効果的です。

 


気づいていますか? スマートフォンが招く目のトラブル

日常のちょっとした隙間時間や就寝前など、さまざまな場面でスマホを頻繁に使うことが増えています。便利で欠かせない存在である一方、目への負担は自覚しにくく、気づかないうちに進行してしまう可能性があります。

スマホ急性内斜視
近距離で長時間、画面を見続けることで内直筋が緊張し片方の目が寄り目のまま戻らなくなり、物が二重に見える症状。

スマホ老眼
若年層でも画面を凝視することでピント調節機能が低下し、見えづらさや疲労感が生じる。

近視の進行
近距離で長時間見続けることでピント調節を行う毛様体筋が緊張し続け眼軸長が伸びる原因となる。一度伸びた眼球は元に戻らない。

失明につながるリスク
近視の進行は、将来的に網膜剥離や黄斑変性などの重篤な目の病気を引き起こし、最悪の場合、視力を失う恐れがあります。



◉◉ 目を守るための習慣 ◉◉  基本的な習慣が目を守る予防につながります!
・画面との距離を保つ
・暗闇での使用を避ける
・片目だけで見続けない
・20分使用したら20秒遠くを見る
・ブルーライト対策をする
・就寝前は使用を控える