手放して すっきり いらないモノ あれこれ

年末年始はリセットするのに良いタイミング!?
なかなか捨てられない人も、この機会に始めましょう。

片づけ 断捨離

気軽な外出もままならず、家を中心とした暮らしが続く毎日。この1年でずいぶんモノが増えてしまったという方も多いようです。
モノが多くて片付かない、でも収納はいっぱいで、どうしていいかわからない...。そんな袋小路にはまってしまったら、思い切って処分してみましょう。

分類してランク付け 客観的に判断しよう

モノが増えてしまう原因は「捨てられない」こと。まだ使うかも、もったいないからとため込んでしまう人には、分類してランク付けすることをおすすめします。洋服だったら「よく着る/あまり着ない/1年以上着ていない」など。しばらく着ていない服は、それでも必要なのか、そうでないのかをチェック。サイズが合わない、破損がある、趣味が合わなくなったなどの特徴があるものは、潔くお別れしましょう。
コツは少しドライになって、客観的な基準でものと向き合うことです。

思い出のあるモノは写真に収めて

思い出の品やプレゼントといったものはなかなか捨てにくく、整理する上でもやっかいです。でも、そう言ってしまい込んでいればモノは増える一方。そんな時は、写真を撮ってから処分するというのも1つの手です。この場合、大切なのは「気持ち」ですから、それが残るなら、実物でも写真でも同じことと割り切りましょう。お気に入りの品は実物だけにこだわらず、アルバムでも大切に保存してください。

やましたひでこさんの「断捨離」

彼女は、50代を過ぎると「ためこみ期」に入るといます。散らかっているわけではないが、片付いていないわけでもない。しかし、自分のいる空間に対し、必要以上にものがたまっている状態に慣れてしまっている時期が「ためこみ期」。こうなると「収納」で解決するのは難しく、モノを部屋から出す(=捨てる)ことが必要です。

 

まずは手軽に始められる平面
テーブルの上などモノを置かず必要なときにその都度出すように心掛けます。「それだけで空間にゆとりが生まれ、スッキリしますよ」とやましたさん。

平面の次に手をつけるべきは、隠れている引き出しや棚
「引き出しや棚の中もモノの居場所は快適に。ぎゅうぎゅうのところには出し入れしづらくて、<巡り>が悪くなります」
実は一番捨てづらい器類は「食べる分だけと考える食料と一緒。2人暮らしに5枚セットのお皿は必要ないんです」
お気に入りの器が並ぶ食器棚を開けるたびに、今日はどれにしようかと選ぶウキウキ感が大切。自分だけのギャラリーにするつもりで片付ける=片付けた後の愉しみを思うといいようです。

無意識のうちにモノが増えていくのは仕方ないこと。意識的にモノを減らして、気持ちよい空間をキープすることでシンプルな暮らしにつなげていきましょう。