秋から始める効率のよい大掃除!年末はゆっくり過ごそう♪

一般的に大掃除は年末に行う習慣がありますが、寒さで億劫だと感じている人は多いかもしれません。
秋は暑過ぎず寒過ぎず身体を動かしやすいので、冬に行っている大掃除を秋に変更してみませんか?

秋掃除のメリット
・夏の汚れを早めに落とせる
・寒さを気にせず掃除ができる
・油汚れが落ちやすい
・大物洗濯物が乾きやすい
・衣替えと一緒にできる
・ゴミ出し日に余裕があり早めに片付く


秋に済ませておきたい掃除
■換気扇・フードの掃除

油は気温が低くなると固まるので寒くなる前に除去しましょう。付け置き洗いもお湯の温度が下がりにくく効果的です。
①換気扇内外部は、重曹を溶かした湯を浸した雑巾で拭きます。
②部品は40~50度℃の湯に重曹を溶かし2時間ほど漬け置きし、古い歯ブラシなどで汚れを取り除きます。(湯100mlに重曹小さじ1が目安)
③乾いたらキレイな布にヘア用リンスを染み込ませ、表面を軽く拭くと静電気を防止しホコリの付着を防げます。

■ラグを敷く前にフローリングを掃除

秋が深まり冬支度に向けてラグやカーペットをフローリングに敷く場合、床をスッキリきれいにしてから敷きましょう。夏は素足で床を歩くことが多いため、フローリングがかなり皮脂で汚れています。
フローリングの掃除は面積が広いためモップを使うことをおすすめします。いきなり水拭きから始めてしまうとホコリなどが水を吸って床にこびりつき、汚れが取れにくくなってしまうことあります。必ず乾拭き→水拭きの順番で行い、水拭きの前にホコリ・汚れ・ゴミ・ダニなどをしっかりと取り除きましょう。

■カーテンなど大物布製品を洗濯する

秋晴れのカラッとした天気が続く日は、大物洗いがおすすめです。湿度が高くなく、洗濯物が乾きやすい秋だからこそ、カーテンやラグ・カーペットなどの大物布製品を洗濯しましょう。
カーテンの洗い方は簡単、すべてのカーテンフックを外し洗濯ネットへ入れてから洗濯機で洗います。洗い終わったカーテンは、すぐにカーテンフックを付けてそのままカーテンレールにかけて乾燥させることができます。風が吹く度に、洗剤の良い香りがして、さわやかな気分に♪

■クローゼットの掃除と衣替え

クローゼットを空にすることを普段行うのは難しいですが衣替えのように、一度ほとんどのものを外に出して、総入れ替えするタイミングを狙えば、無理なく掃除ができます。比較的湿気がこもりやすい場所でもあるので、空気を入れ替える意味でもおすすめです。また、この際に、防虫剤などの見直しも行うとよいでしょう。

■浴室の水垢・湯垢を落とす
梅雨から夏にかけて繁殖したカビや雑菌を、そのまま放置しておくと水垢や湯垢を養分としてどんどん増えていきます。水が冷たくなる前に浴室をキレイにしておきましょう。
浴室の掃除のコツは、汚れの種類によって洗剤を使い分けることです。カビには「塩素系漂白剤」、水垢は「酸性洗剤」、湯垢は「アルカリ性洗剤」を使って掃除してみてください。種類が違う洗剤は混ぜると危険なので取り扱いに気をつけてください。

■窓周りの掃除
気候の良い秋なら水を使う窓掃除も快適です。外側の汚れを落としてから、内側のガラスを磨くと汚れが見やすく、よりキレイになります。

①先ずサッシ枠の掃除。水を使う前に必ず乾いた状態でブラシや細いノズルをつけた掃除機で、サッシにたまった砂ぼこりを取り除いたあと水拭きします。


②窓ガラスの掃除。普通の雑巾は繊維がガラスに残ることがあるので、水で濡らしよく絞ったマイクロファイバークロスを使いガラスをコの字を書くように拭きます。洗剤は筋が残りやすいため、水かアルカリ電解水を使うのがおすすめです。


③最後に乾いた布で拭き上げます。

■棚や引き出しの掃除
家には沢山の棚や引き出しがあるので、年末に向け少しずつ進めると後が楽です。中身を全部出して、中を拭きあげます。要るモノだけ戻し要らないモノは処分を。月に1度しか出せないゴミもあるので、ゴミ収集日を事前にチェックし計画的に出しましょう。秋から始めれば、その分チャンスも増え、家もスッキリ片付きます。

早めに掃除をすると、年末までにまた汚れが気になることがあると思います。そんな時は”完璧でなくていい”と思うようにして、心の縛りをゆるめ気持ちをラクに年末を迎えたいですね。