高橋 勝太 リフォームアドバイザー  

ぼんやりと……白いものが……

2019/08/07(水) ひとりごと季節

夜の様子が日替わりで、涼しい夜と蒸し暑い夜が交互に来てる気がしている高橋勝太です。

先日、夜中にふと目が覚めて網戸ごしに吹いてくる風が気持ちいいなぁと思っていたら、何やら網戸にぼんやりと白いものがくっついていました。
私はド近眼なので眼鏡がないとすべてがぼやけて見えるのですが、夜の闇の中でもわかるくらい白いものが見えたのです。
大きさは私の手を広げたくらいで、なにやら長方形の角を無理やり引き伸ばしたように見えました。
「ははーん、ハンドタオルを取り込みそこねたな」と、半分寝ぼけた頭で考えていました。
あとで考えれば、それがハンドタオルではないことなど分かりきったことです。
なぜなら、その白いものは、網戸の真ん中にへばりついていたのですから。
寝ぼけた私はそんな考えに至るはずもなく、ハンドタオルを取り込むべく、網戸に手をかけました。
そこで異変に気付きました。それと同時に、これがハンドタオルなどではないと確信したのです。
油をさして調子が良くなったばかりの網戸が、ずっしりと重いのを感じました。
しかし半分夢の中にいた私は網戸を開ける手を止められません。
網戸を開けながら、その白いモノの正体を見てやろうと開いた隙間から頭を突っ込みました。
一瞬、ソレと目が合ったのを覚えています。
ソレは網戸が動くのと、突然顔が出てきたことにびっくりしたような顔をしていました。
そして、ソレは跳躍したのです。
私の顔に向かって、湿り気を帯びた腹と四肢をいっぱいに広げて、跳んだのです。

ちょっとホラーな感じに書いてみました。
なんてことはない、深夜にカエルの襲撃を受けて情けない悲鳴をあげた、っていうだけの話でした!
めちゃくちゃびっくりしました、あの白いのがカエルの腹だとは……
その後、カエルは私の顔を足場にして、バルコニーからの脱出を成功させたのでした。
それにしてもでっかいカエルでした。野生生物と縁がない場所で生まれ育ったもので、表面が湿っていてぬらぬらしている生物が苦手なんです。

暑い日々が続きますが、こういう肝の冷える話をして少しでも涼しくなってほしい高橋勝太でした!
写真は現場調査中に置物みたいになっていたアマガエルさんです!

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