災害への備え

先日、新潟県と山形県で震度6を観測した地震に続き、千葉県でも震度4の地震が起きています。
我が家では地震に遭われた地域の方々の無事を祈るしかありませんでした。
そして、防災に目を向ける良い機会でした。

しかし何もない状態から「防災について考えよう」と言われても困ってしまいますね。
個人の想像力ではどうしても見落としや意図しなかった出来事があるものです。
そこで、今回ご紹介するのは【東京防災】という冊子です。

この冊子は2015年9月に、東京の全世帯に配布された防災マニュアルです。
災害発生時から場所による危険の提示、避難方法などが記載されています。
避難の流れやその後の避難所生活についての記述も細かく説明されており、非常に現実的です。
また、阪神淡路大震災・東日本大震災を経験された方の体験談も載っており生々しいほど鮮明に災害を意識させられます。

一部、東京都の地図や避難所マップが載っているため、この地域では使えない情報もありますが、それよりずっと多くの学びがある冊子です。
中にはすぐに使える備蓄のチェックリストや室内の転倒防止策などの記事はとても役に立ちます。

知らなければ使えない、ということが身にしみて分かる災害時の対処法がたくさん載っている防災マニュアル【東京防災】
こちらから全ページ閲覧できますし、電子書籍にて無償配布もされているようです。
恐ろしい災害が起きる前の準備、いざ起きたときの行動、すべてが終わったあとの復興。
ご家族で今一度、防災について話し合い、万が一に備えることが重要ですね。

長女に地震発生時の逃げ方をレクチャーされたとき「お父さんは机の下に入らないね…」と深刻な顔をされた高橋でした!

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