高橋 勝太 リフォームアドバイザー  

外壁材の説明 まとめ

2019/02/13(水) お役立ち情報

こんにちは!毎日のお天気や気温を気にしていたら、天気予報と仲良くなった高橋です。
さて、三回に渡って紹介してきた外壁シリーズですが、ここでまとめといきましょう!

①窯業系サイディング
△日本で一番使われている外壁材
△施工性、デザインの多様性が特徴
△防火性や遮音性に優れている
▼窯業系サイディングの材質自体に防水性がなく、水を吸う素材
▼素材内部に水が回ると、膨張・凍結等により割れや変形が起こる
▼外壁表面の塗装に問題がなくても、継ぎ目やサッシ廻りのシーリングが劣化しているケースがある

外壁劣化チェック項目
□壁を触って粉がつく(チョーキング)
□外壁材が反っている、割れが生じている
□板と板の継ぎ目のシーリングが割れている、または取れてしまっている

②モルタル
△継ぎ目のないデザインが可能な外壁
△耐火性、耐久性に優れている
△モルタル自体の耐久性は20年とも30年とも謂れている
▼素材がセメントと砂のため、塗装が弱るとひび等が発生し、水を吸ってしまう
▼塗装の劣化以外にも、家屋自体の動揺が原因でひび等が生じることもある
▼主な劣化要因はひび割れからの浸水

外壁劣化チェック項目
□壁を触って粉、または表面の吹付け部分がついてくる(チョーキング)
□目に見えるひび割れが生じている
□部分的な変色や、よく見ると細かなひび割れが生じている

③金属サイディング
△バリエーションが豊富 断熱効果等
△耐久性が高く、凍害にも強い
△重量が軽いため、耐震性が高い
▼衝撃に弱く、傷が付きやすい
▼遮音性が低い
▼サビ対策が必要不可欠

外壁劣化チェック項目
□壁を触って粉がつく(チョーキング)
□白いポツポツした模様(白サビ)が浮いている
□茶色又は黒色のサビが浮いている

以上、3つの外壁材のまとめでした。
外壁の種類は多種多様、パッと見ではよくわからないことが多いと思います。
こちらで紹介した外壁材の他にもALCやタイルなんてのもありますし、紹介しきれないほどの種類があります。
そのなかでもこの三種類は、この地域ではよく見る材料なので、ちょっと詳しく説明させていただきました。
3つの外壁材まとめを見比べてみると「粉がつく」が共通して現れているのにお気付きになるかと思います。
このチョーキングという症状は、塗装が必要な材料には必ずと言っていいほど起こる現象です。
この記事で詳しくご説明していますので、一度お読みいただければと思います。

さぁ、さっそく外壁を触りに行きましょう。
できれば黒い手袋をして行ったほうがわかりやすいですよ。
もしコナコナがくっついてきて不安になったら、いつでもお呼びください!
外装劣化診断士が、責任を持ってお家の状態を診断させていただきます!

下の娘に「おにはそとー!」とチョコレートの小袋を投げつけられて、どんな顔をしたら良いか分からなかった高橋勝太でした!

 

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