高橋 勝太 リフォームアドバイザー  

塗料の話① ~塗料って何?~

2019/02/27(水) お役立ち情報

冬と春がせめぎあう季節になりました。
朝晩はまだ寒いですが日中はずいぶん温かいですね。
暑がりの私は早速汗をかきはじめています。

さて、前回までは外壁そのものの説明や劣化を紹介してきましたが、今回からは塗料の話をしていこうと思います。
今回は第一回目ですので『塗料とはなにか』から説明していきたいと思います。

屋根・外壁塗装で登場する塗料は、顔料・樹脂・溶剤や水などを混ぜて作られたものを指します。外観を美しくするだけでなく、対象物の保護や機能を付与する役割を持ちます。
顔料は色の成分で、液体の樹脂の中に溶け混ざっています。
樹脂は塗ったものに付着して、膜になるものです。
溶剤や水は上記2つが混ざったものの粘度を調節し、塗布しやすくするものです。

ここで重要なのは『樹脂』です。
塗装の話に出てくる「グレード」に大きく関係する部分ですね。

樹脂とは、乾燥して塗装が完成したときから、その塗装面を保護する膜を構成するものです。
その膜の強度が、すなわり耐用年数であり、耐候性であったりするわけです。
アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素 とは塗装の話でよく出てくる樹脂の名前ですね。
右に行くほど耐用年数が高い樹脂になっていますが、これは樹脂の結びつきの強さを指します。
要するに、高級な塗料ほど、樹脂同士の結び付きが強く、丈夫な塗装面を作ることができるということです。

せっかくなら、お得にきれいなお家を長持ちさせたいものですよね?
ちょっとした知識があれば、きっと楽しく塗料選びができると思います!

下の娘がイヤイヤ期に突入し、抱っこしようと手を伸ばすと泣かれるようになってしまった高橋でした。

 

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