新型コロナウイルス感染症対策として、弊社でもテーブルなどの商談スペースや展示商品を消毒しています。
心配なのが、消毒するための商品が品薄になっているということ(><)。
いろいろな情報がありますが、その中で家庭にある漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が消毒薬としても効果を発揮するという内容のものがあります。ノロウイルスには、この漂白剤(次亜酸ナトリウム)消毒が以前から使われています。濃度に気を付けて換気・手袋等準備を整えれば、誰でも消毒液が作れます。
厚生労働省・経済産業省 より、希釈濃度について分かりやすい資料が紹介されています。
次亜塩素酸ナトリウムは性質上、ゆっくりと分解され濃度が低下していきます。ですので、購入より3年以上経つものはあまりおすすめできないようです。花王さんのHPに、詳しく掲載されています。
【注意】
・手指消毒には使用しない。
薄めた液でも皮膚を傷めるおそれがあります。手指などへのご使用はおやめください。皮膚についた時はすぐに水で十分洗い流してください
・換気をする。
目に入ると、薄めた液でも失明のおそれがあります。十分な注意が必要な製品ですので、必ず使用方法や使用上の注意をよくお読みください。
・酸性の液体と混ぜない。酢・クエン酸・食塩・アルコール類も酸性です!気をつけてください。
酸性のものと塩素系のものが混ざり合うと、塩素ガスという極めて毒性の高い気体が発生します。塩素ガスは刺激性のある黄緑色の気体で、刺激性が強く毒性の高い塩素ガスは、呼吸器や目・口腔といった組織を破壊し、目や鼻・喉に痛みが生じます。少量でも呼吸困難や頭痛・めまいや吐き気などの症状があり、大量に吸い込んだ場合は命の危険もあります。
・スプレーボトルに入れて噴霧しない。
スプレーした時に霧状の液を吸い込むことがあり、せき込んだり、呼吸器に異常をきたしたりするおそれがあります。また、金属部分に付着し腐食することがあります。マスクと眼鏡着用で取り扱いましょう!
・金属部分は特に念入りに水拭きを。
金属製品、繊維製品、木工製品などに使用すると、腐食や変色する場合があります。
・作った消毒液の保存はしない。
薄めた液は、次亜塩素酸ナトリウムが分解されやすく効果が持続しません。使用の都度、必要な量を作るようにしてください。
我々も使用する際は、商品パッケージや各社のホームページなどを参考にして正しく安全に消毒作業を行いたいと思います。
次回は、よく消毒液としていわれている似ている名前の「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」の違いや取り扱いについてまとめたので、あわせてご覧ください。
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