前回の、外壁塗装の下地直し ポーチ柱とベランダ下柱の腐り部分を補修 ① の続きです。
ベランダ下柱の補修です。ベランダ下柱も、シーリングの切れと雨樋からの漏れ水により、木部が腐っていました。
ベランダ下柱の傷んだ部分です。水が入った部分に、ナミダタケが生えています。
ナミダダケは、木材腐朽菌で名前の通り木材を腐らせる力を持つ菌。涙が垂れている形状に似ていることから、ナミダダケと呼ばれています。木材普及菌の中でも、木材を腐らせる力が最強レベルの菌です。
梁も腐食していて、金物が浮いている状態でした。
ベランダが落ちないよう仮柱を立て、補強をしながら柱の入れ替えをしました。
右側、柱を新設。左は、仮柱。
柱を入れ替えました。
透湿防風紙を巻き、胴縁を打ちました。
お施主様のご希望により、コーナー部分をL字の壁にしました。
ポーチ柱とベランダ下柱の補修が終わりました。この後の工程は、窯業系サイディングを張り、既存部分と共にGW後、外壁塗装に入ります。
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