換気で結露対策

2007/01/21(日) お役立ち情報
すごい結露です。
写真は、鉄筋コンクリート造アパートの玄関ドアが取り付けてある鉄枠部分です。

結露は、暖かい空気に含まれる水分と冷えた空気に含まれる水分の違いにより発生するのですが、玄関なので暖房していないのに、外部に接している鉄枠部は冷えきっているので、このしたたるような結露が発生してしまいました。

鉄筋コンクリート造は、高気密・高断熱で暖かいのですが結露しやすく、平成12年以前の建物は24時間換気扇も給気口も付いておらず、換気不足になりがちです。

キッチンやお風呂を使った後、石油ストーブを消した後は、水蒸気を発生させた部屋で換気扇をしばらく回しておくと良いです。水蒸気を多く含んだ空気をそのままに寝てしまうと、朝結露がひどくなります。

出来れば、ずっと廻しっぱなしが建物の為にはBestです。換気扇はそう簡単に壊れないし、壊れたとしても換気扇交換1万から2万円くらい、電気代だってそんなにかかりません。

それより、大事なのは湿気のために建物が傷むのを防ぐほうが大事です。結露にはサッシなど目に見える場所にできる表面結露と、壁の内側や収納の中など目に見えない場所にできる内部結露があり、家は結露してないと思っていても「収納内がカビくさい」なんて時は、注意です。

特に、木造住宅は白蟻の住家を作らない為にも、換気は十分しましょう。給気口がないお宅は、窓を少し開けて換気しましょう。

(納豆ダイエット1週間続けたのに…   プラスデコ 赤須)

1ページ (全4ページ中)