赤須恵美子 設計・経理 自己紹介へ

諏訪大社”御柱祭”上社 [川越し]

2010/04/04(日) 季節旧HPの記事一覧

4月2日、3日、4日 諏訪大社”御柱祭” 上社 山出しが行われました。

渋滞や駐車場の心配をして迷いに迷った挙句、ひと目でも見れればいいのでと、15:00予定の前宮三之御柱[川越し]に間に合うように杖突峠へ向かい車を走らせました。道中、高遠藤澤地区では、神社の春祭りが行われており、のぼりや神輿をかついで移動する住民の姿が見え、まるで黒沢明監督の映画『夢』の1シーンのようななつかしい感覚にとらわれ、写真を撮りたい気持ちもあったのですが、7年に一度の御柱祭を見ないといけないので断念。

祭も3日目の午後3時近くとなると、人もだいぶ減って駐車場にもすんなり入れ、いざ会場へ。

下社の[木落し]は1998年に見たことがありますが、上社御柱ははじめどこを通るのか???

御柱は川を越え、有料観覧席の仮設架台間を通り(写真左)、御柱置き場「御柱屋敷」(写真右)に安置される。



曳行を終え、御柱に付いていた(V字に付ける)メデドコをトラックに積み込む氏子の方々。

メデドコでもこの大きさなので、御柱の太さがわかっていただけると思います。





良く見えそうなスポットを探して見当違いの所を歩く(写真左)。見事な有料観覧席の架台、良く見えそうだけど高くなり過ぎてないのでしょうか(写真右)。


15:00に近づき何とかよく見える角度の場所に辿り着いたが遅かった為、立ち見の3,4列目くらい。

何度も木遣りと、ラッパ・太鼓の演奏が繰り返され雰囲気を盛りあげ、もうすぐ御柱到着の様子。

昨日は、遅れが目立ったようですが、ほぼ定刻。

どこから御柱が登場するのか、隣の人に押されも踏ん張りながら待つ。



以下の写真、写真を撮る人が前にいたので、お悪見苦しい写真(特に動画)がありますが、ご覧下さい。

「よいさ」「よいさ」と氏子がたくさん乗った、メデドコがゆらゆらと見え始める。


またまた、木遣りと、ラッパ・太鼓の演奏があり、いよいよ御柱[川越し]が始まりそう。
赤いふんどし姿の氏子登場


まず、先行でふんどしの氏子が旗を持って川を渡る。かなり水温は低いらしい。
ヨッ、これぞ日本のお祭り


次に、神輿に地区の長と思われる方を乗せて、御柱を曳く綱の先に結んだ細いロープを持って川を渡る。ちょうど白い旗で、長の姿が撮れなくて残念ですが、おじさま風の方が神輿に乗っています。



綱を対岸に渡したので、いよいよ御柱が川を越えます


だいぶ川に、せり出して来ました。

メデトコのうしろ、御柱本体に乗っていた氏子も川の中に入り、綱を引く準備完了!!



「さあ、落としますよ~」と、拡声器で氏子と観客にお知らせされた後、ゆっくり『ザッポーン』と落ちました。


落ちたと同時に、スルルルルウ~と対岸にものすご勢いで引っ張られ、視界から消えました。

川へ落ちたところを見た観客が帰ったので、すかさず堤防を下ると、御柱はまだ川に浸かっていました。御柱を川で清める意味がある[川越し]。少しでも長く水の中にいるのがいいのでしょうか。

木遣りとラッパ・太鼓の演奏、「よいさ」「よいさ」の掛け声。ゆらゆらと左右に御柱を揺らし続ける。


川に落ちてから15分以上、水に入っていましたが、一気に堤防を上がり対岸で氏子に囲まれている御柱


本日、前宮三之御柱の最後の「よいさ」「よいさ」。 曳行、無事終了です。


メデドコを外しています(写真左)。御柱を曳く綱は藤つるで出来ています(写真右)。大量の藤つるが必要な為、御柱祭用藤つる畑があるようです。来なきゃ知らなかったことの一つです。



御柱置き場「御柱屋敷」に安置されている本宮一之御柱と思われる御柱。大きいです。

以上、家にいたら感じる事のできなかった 御柱祭 上社[川越し]の様子でした。

地域のお祭りって、その地域の氏子のものだから参加できないんだけど、見ているだけってなんかつまらない。
御柱を曳いている氏子の方たちがうらやましく思いました。

プラスデコスタッフの大野は、「諏訪地区で売ってる”なんちゃってハッピ”を着て、関係者のふりして混ざればいいよ。」と、アドバイスしてくれましたが、とても勇気がなくてできません。


[川越し]のみ見ただけですが、前宮三之御柱に愛着が沸き、5月の[里曳き]も見なくてはという思いです。

??? プラスデコ 赤須 ???


 

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