幕板外壁塗装②

2010/05/23(日) 外壁・屋根
諏訪市のN会社様の工事、続きです。

塗膜の剥がれたところと、しっかりくっついているところの段差をなくすため、セメント系の材料をコテで塗りつけました。

まずは極端に、段差があるところに、材料を塗ります。これで、塗装面が残っているところと、そうでないところの段差が解消されます。










続いては、緑で囲った部分全面、セメント系の塗料で塗りつぶして、平滑面にします。

もともとの外壁には模様が付いているのですが、部分的に補修をしたところが、以前と全く同じもようで、色も100%同じものに・・・ということは、なかなか難しいんです。

また、事務所の正面玄関ということもあるので、見た目も重視して、部分的ではなく、区切りの良い面全体を施工をしています。


下塗り材を塗って、次にぬる塗料との相性をよくします。塗ったところは、濡れ色になっているのがわかりますね。。。











中塗りには、模様をつけるための塗料を使います。まずは、基層塗りといって、特に模様をつけずに全面塗ります。









続いて、タイルガン(スプレーガンの一種)で模様を吹付けます。手前の方の壁にデコボコ模様がついているの、わかりますか?

ガンで拭きつけ塗装する場合は、周りに塗料が飛び散らないように特に注意しなくてはいけません。(上下、左右 どこでも塗料のミストが飛んでってしまうので・・・)

一時的に、ビニールで塗装空間を作ってから作業を行いました。



N会社様のもともとの模様は「ヘッド押さえ」と呼ばれるタイル模様。タイルガンで模様を吹付けた後、もう一手間あります。

模様を吹付けた塗料が乾く前に、毛のついていないローラー(お掃除に使うコロコロ見たいな形。コロコロする面が、平らになっているもの)で、今つけた模様のでっぱっているところをペチャンコにします。

するとこんな模様になるんですよ。。。

ガン吹きした後                   →   専用のローラーで押えた後














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:::塗り替え相談室 有賀:::


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