赤須恵美子 設計・経理 自己紹介へ

陽徳と隠徳

最近「徳」について、考える機会がありました。

「徳」とは調べた辞書によると、卓越性、有能性で、それを所持する人がそのことによって特記されるもの。徳は人間性を構成する多様な精神要素から成り立っており、気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、楽天主義などが個々の徳目と位置付けることができると意味されています。

と、なかなか一言では表すことができないなんだか難しい言葉だなぁと改めて思います。。

そんな「徳」についてですが、さらに「陽徳」と「隠徳」に分けられることを知りました。

「陽徳」とは、人に知られるようによい行いをすること。(自分の行いを自慢したりとか)
「隠徳」とは、他の人に認められなくても、酬いを期待せずとも、よい行いをすること。

漢字のイメージ的に、陽の方が 隠よりもいいことなんだろうなぁと勝手に想像をしていたので、実は間逆の意味だということが分かってビックリ。むしろ、漢字のイメージではなく、そのまんまなんだと。

とはいえ、日常生活でなかなか「徳」をつむ人になるのはなんだか難しいという思いもあります。しかし、考えてみると、小さな頃に誰からか教わった 「ゴミを拾いましょう」とか、「あいさつをしましょう」とか「人の悪口は言っちゃいけないよ」とかは徳をつむことになるんですね。
初めのうちは、意識的に行う必要がありそうですが、いずれは無意識のうちに行い最終的には「隠徳」の領域まで達成できるような行いをしたいと思います。

*** プラスデコ 中村 ***

 

≪≪ 長野県伊那市 リフォーム 増改築 塗り替え ≫≫

1ページ (全4ページ中)