プラスデコ日記
住宅設備・建材メーカー15社が、値上げを発表しました。
リフォーム産業新聞 1497号(2022/03/21発行)より
理由のひとつは、原材料の 銅、樹脂、鋼板 の高騰。
銅は、主に水洗金具に使われ、水栓の表面はニッケルクロム鋼でメッキが施されているが、内部など主要な部分は銅が占めている。
樹脂は、アクリル系が人工大理石やユニットバスの壁に使われたり、エポキシ樹脂がキッチンのカウンターなどさまざまな製品に使用。さらに、FRP(繊維強化プラスチック)が便座にも使われる。
鋼板は、建具などに使用されている。アルミニウムは13年ぶりとなる高値。原料となる鉱石ボーキサイトの主要生産国ギニアで政変が起こったことなどが背景。
インフレを招いた要因は、自然災害や新型コロナウイルス感染拡大による工場閉鎖、コンテナ不足、原油高騰、木材高騰等などサプライチェーンのひっ迫によります。
LIXILは、4月1日より 住宅用サッシが10~12%程度、エクステリア関連が10%程度、トイレが2~33%程度、ユニットバスルーム4~39%程度、キッチン2~11%ほどの値上がり。
TOTOは、10月1日より 衛生陶器が3~8%、ユニットバス・システムバスルームが6~20%程度、システムキッチンが2~7%ほどの値上がり。
IHクッキングヒーター、給湯器、エコキュート、便器・便座などの設備機器は、未だ注文してもすぐ納期回答がすぐ出ない状況です。リフォームや機器交換は、余裕をもってのご計画をお願いいたします。
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