マルトク 住まいる調査隊! ~なぜ外壁がぼろぼろになってしまうのか~ 解決編②

2011/02/24(木) お役立ち情報
今回も「凍害」が原因で外壁がぼろぼろになってしまった事例、そしてどのようにに直したかをご紹介します。


「凍害」を防ぐ方法っていうと、原因となる水の浸入を防ぐこと!
こちらのお宅では、こんな方法で、水の流れ道を変えました。


<事例その② 辰野町M様:屋根と壁の隙間からの水の浸入>

施工前の状態

写真中央、目地の部分にそって外壁がボロボロになっているのが分かります。

原因となる水の浸入口は・・・

(ボロボロが上の方から続いているから)屋根と壁の際が怪しい感じ・・・



実際に、怪しいと思われる屋根へ上って確認をしました。すると・・・











なぜか、屋根と接している壁(塗装)にひびが何箇所も・・・

・・・怪しい・・・

お施主様のご了解をいただきき、カッターで気になる部分を切ってみました。すると


予想通り、壁の中が湿っていることが分かりました。
通常、ALCとかコンクリートって乾いていると白っぽい色をしているのですが、写真のように黒っぽくて、ボロボロとしていました。

この屋根より上の部分の壁には、ボロボロになってしまったところはないので、今回の原因は、ここの屋根と壁との間からの水の浸入をみて間違いなさそうです。


施工後の写真

屋根と外壁の間から水が入らないようにするために、この部分には、もともとなかった水切りを取り付けることで、壁の中への水の浸入を防ぎ、「凍害」による壁のボロボロを解決しました。






一言で「凍害」の対策は水の浸入を防ぐこと・・・っていうけど、お客様のお宅によって原因はさまざまなんだね。

そうなんだにゃ~。
気になる外壁のボロボロが見られた場合、一度プラスデコまでご相談下さいネ。



<マルトク UP情報>
第4弾:なぜ外壁が膨らんだ?のか編UPしました→3月3日の日記へGO!


(塗り替え相談室 坂野)


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