日常に取り入れ楽しく備える防災 「防災×スポーツ」

地震や豪雨の度に防災の大切さが呼びかけられますが、「そのうち備えよう!」と後回しにしてしまう人も少なくないようです。東京大学・廣井教授は、人は不確実な未来のためだけには行動しにくいと指摘します。

そこで注目されるのが、日常と防災を結びつける「防災×○○」という考え方です。

普段から水や保存食を多めに備えるローリングストックや、キャンプ用品を災害時にも活用するフェーズフリーはその代表例。さらに防災×スポーツは、水が入った重いバケツをリレー形式で運ぶ(消火・給水)、障害物をすばやく避けて走る(避難)など、楽しみながら体を動かすことで、若い世代から高齢者まで自然に防災の知識や行動を身につけられ、地域のつながりも広がります。

「防災×○○」は、自分がやらなくてもきっとどこかに備えがある、いざとなったら誰かが助けてくれるという受け身の意識を変えてくれるかもしれません。防災×観光、防災×アート、防災×ゲームなど、自分の好きなことと組み合わせれば、無理なく続けられる備えになります。楽しみながら防災を生活に取り入れてみませんか。

 

※出典:内閣府 防災に対する世論調査(令和7年8月調査)