太陽光発電による電気の買取制度

2009/09/09(水) お役立ち情報

平成21年7月1日に「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律エネルギー供給構造高度化法が成立し、電力会社に太陽光発電による電気の買い取りが義務付けられました。
先月末の8月31日に公布され、この秋 11月1日 施行されます。

☆ 太陽光発電の余剰電力(発電事業目的外)中部電力㈱の買取価格
  平成21年10月31日まで 24円/kwh
  平成21年11月 1日から 48円/kwh 倍額 になります。
    ※ただし、発電能力が10kw以上の場合は、現行どおり 24円/kwh です。

☆ 買取期間 10年間
  当初の買い取り価格が10年間適用され、今年中に太陽光発電を新規設置されるお宅、
  既存で設置されているお宅は、48円/kwhで10年間中部電力㈱に買い取ってもらえます。
  ※今後、太陽光発電の台数が増加するので、年々買い取り価格は減少していくと思われます。

★ 買取費用の負担について
  電気を利用している全ての使用者が少しずつ負担することになります。
  回収開始は、来年平成22年3月からの予定です。

  電気料金請求額 =( 基本料金 + 電気量料金 + 太陽光発電促進付加金 )

となり、太陽光発電促進付加金がプラスされます。
太陽光発電促進付加金は、各家庭の電気使用量×回収単価(年度ごとに買取費用などから計算されます。)で計算され、今までの電気料に加算されます。

こいうことで、太陽光発電を設置しているお宅には朗報です。
弊社の試算ですと、太陽光発電を設置し、オール電化で中部電力㈱との契約をEライフプランにすると、光熱費マイナスというお宅もあるという結果が出ました。

逆に、太陽光発電の設置をしていないお宅は、太陽光発電促進付加金を負担しなくてはいけないので、電気料金が多少増加します。


上記法律は、CO2削減と温暖化防止などの目的で、国が推進している太陽光発電設置普及施策のひとつです。
他にも国や地方公共団体から設置費用補助金省エネ改修促進税制により所得税額の特別控除があり、太陽光発電設置をお考えの方にとってはかなりお得に設置でき、売電価格も倍額になる事が確定し、良い体制が整いました。

長野県は日照時間が長く空気が澄んでいるので、太陽光発電に向いた地域が多く、売電料が期待できます。また、気温の低さ(太陽光発電の光を電気エネルギーに変える発電セルは、温度が上昇すると発電効率が低下する)や冬季の積雪量の少なさも発電量を多くしています。

シャープ三洋電機のシミュレーションでは、一家庭当たりの発電量は松本市が全国主要都市でトップクラス。松本市の発電量は都心部より8%~18%多いという結果です。松本・上田・佐久・伊那地方が発電量が多い好条件の地域となっているようです。

申し分ない気候と環境で発電率は問題なし。あとはお宅の屋根形状予算に見合ったメーカーを選定、お住まいの市町村の補助金を確認、設置後は減税の申請を忘れずにして、地球にも家計にもやさしい省エネECO生活を始められます。

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