私のイチオシ、紹介します!　『54字の物語』

『54字の物語』　氏田 雄介（著）　　出版社：ＰＨＰ研究所

ＳＮＳに投稿された「超短編小説」を書籍化したもので、９マス×６行の中で文章が完結しています。

「５４文字」のため、主語がない、言葉が曖昧、文字が逆さまなど、読者の想像力をかきたてる工夫がしてあります。そして、意味が分かるとなぞなぞを解いたようにスッキリします。結末がクスっと笑えるもの、ほっこりするもの、恐ろしいものなど様々で飽きません。総ルビの児童書仕様で、小学生も言葉あそび感覚で読めます。巻末を参考に、ご家族で「超短編小説」作りもおすすめです。脳トレにもなりますヨ。

プレゼンター　プラスデコ　中村