プラスデコ日記

クリア塗装にチャレンジしてみませんか?

高橋 勝太 リフォームアドバイザー 自己紹介へ
2019/12/04(水) 外壁・屋根業務の中で

夜に雲がないと、ぐっと冷え込みますね。星はきれいに見えるのですが、車の窓ガラスがカチンコチンになってしまいます。
逆に雨が降ったり曇りの夜は気温が下がりにくいんだなぁと身を以て経験しました。
放射冷却というそうですが、東京にいた頃の冬は常に冷蔵庫の中のような寒さだったので、新しい発見でワクワクします!

さて、外壁塗装にも色々と方法があるのはこちらを覗いている方であればご存知かと思います。
基本的には単色による塗りつぶしやワンポイントの塗り分けなど、色のついた塗料で外壁を塗っていくのが主流です。
しかし、条件次第では既存の壁を生かしたクリア塗装ができるかもしれません!

こちらは現在施工中の、窯業系サイディングが外壁に使われているお家です。
レンガ調のサイディングはお施主さんのお気に入りだそうで、今回はクリア塗装を施しました。

いかがでしょうか? この艶やかさ!
もとのサイディングの意匠を損なうことなく防水性を復活させ、長持ちを目指すのがクリア塗装です。
メリットとしては……
①従来の家の外壁がそのままツヤツヤにリフレッシュされる!
②少ない塗装回数で仕上げができる!
③チョーキングが発生しない!
という点があげられます。

1つ目は、こだわって選ばれた外壁材であれば、デザインを変えることなくお家を守ることができることが最も大きなメリットだと思います。
2つ目は、クリア塗装は2回塗りで仕上げるのが標準塗装仕様のため、工程を短縮させ、程度によっては3回塗りよりもお得になることがあります。
3つ目は、外装が劣化し始めた時に、色付きの塗料ではどうしても起こってしまうチョーキング(樹脂と顔料の分離による粉々)がクリアでは発生しません。

また、クリアー塗料のグレードによっては20年の期待耐用年数をもつ塗料もあり、通常の塗料と比べても決して劣るものではありません!

いいことづくめのクリア塗装ですが、クリア塗装を施すためにはクリアしなければならない条件もいくつかあります。
①サイディングの傷みがないこと
②落ちない汚れ、傷、補修が必要な場所がないこと
③使われているサイディングに、クリアの塗料が付着すること

この条件の中でも①と②が厄介で、例えば築10年未満だとしても、傷みがある場合はNGですし、
逆に築20年でも外壁が新品同様で傷もない!という場合はOKになります。
なぜこのようなことになるかというと、クリア塗装はあくまで『透明の膜を既存の壁につくる』ので
補修した痕や大きな傷み、細かくたくさんはいった傷等が、透明の膜によって保護されてしまうからです。
なら、わからないように補修すれば……とお思いでしょう。
まず、わからないように補修するためにはとてもお金がかかります。なので、本末転倒になってしまいます。

とても魅力的な塗装方法ですが、それに付随してかなりハードルが高い塗装でもあります。
もしこだわりの外壁をお持ちの方で、塗替えなんて先のことだよ、と思っている方!
クリア塗装に限って言えば、決断は早ければ早いほうがいいのです!
まずは外装劣化診断から始めてみませんか?

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